【目に見えるもの、見えないもの、そのすべてを愛で結ぶ】 出 雲 の 旅 路

4月吉日
代々の縁を受け継ぎ、今回も定期参拝に上がりました。

1. 「二つの世界」と「ご縁」

「見える世界」と「見えない世界」そして「ご縁」の尊さ

・天照大神が司る目に見える世界(身体・物体)。
・大国主神が司る目に見えない世界(気持ち・意識)。
・どちらも欠かすことのできない、私たち自身の大切な一部であること。
・出雲の神様は縁結びで有名。「ご縁」もまた、目には見えないけれど、確実に存在する宝物であること。

…………… ……………

今回の旅には、ある目的があり『神様のおつかい』を果たして来ました。

出発前、大国主神のお使いの方から、このような言葉を授かったのです。
「イザナミノミコトの御陵へ行き、大神の悲しみの部分を癒すように」と――。

いつものことですが、調べてみると、島根県の比婆山に、イザナミノミコトのお墓とされる場所が本当に存在していたのです。
(何度経験してもいつも不思議になります)

導かれるようにして決まった、比婆山への道のり。
(いつものように)雨予報も晴れに。山登りも軽やかに。

さて…古事記では、

イザナミノミコトは出産の時に大やけどで亡くなられて黄泉の国(あの世)に行ってしまったんです。イザナギノミコト(夫)が会いに行ったのですが、イザナミノミコトはすでにあの世の姿となり腐敗し、ちょっとおぞましい見た目になってしまったんですね。だから「会えない。見ないでほしい」と言ったのですが、夫(イザナギノミコト)はつい見てしまった。そしてイザナミノミコトは怒り、イザナギノミコトは恐ろしさのあまり逃げ出し、二人は絶縁し、今でもイザナギノミコトは穢れを嫌がるようになった。それ以降、イザナギノミコトは生を司り、イザナミノミコトは死を司る神様となり、この世の秩序を保っている…というお話があります。

2.古事記の物語を「心」で読み解く

黄泉の国のエピソード(拒絶と逃走)の裏側にある真実。

・「見られたくない」という羞恥心の影にあった、相手を傷つけたくないという「思いやり」。
・「一目会いたい」という衝動の根底にあった、抗えないほどの「愛」。

…私は山を登りながら思ったのです。

見られたら、恥ずかしい。『自分』が傷つく…これ分かりますよね。

だけど同時に無意識下で『相手』にガッカリさせたくない、怖がらせたくない傷つけたくないという、『思いやり』もあったのではないでしょうか。

また、夫を『愛している』からこそ見られたくなかった…という本心もあったと思います。
どうでもいい人だったら、ここまでではなかったかもしれません。

夫も『愛しているからこそ』一目会いたかった…けれど、思っていたことと違う現象が起きたら、それは「ビックリ!」して気が動転しますよね。
男性としてのプライドもあるでしょうから、「ごめん」なんて言いにくくなってしまうし…
「そこまで怒らなくても!」と逆切れもするでしょう。

しかし根底には、二人とも『愛している』という共通点があると思うんですよね~。

見た目がどうあれ、

『愛』や『思いやり』という清らかな心はある。根っこから穢れていないはず。

 3.穢れなき本質と秩序

神様のおつかいと比婆山への旅…導かれた「イザナミ様」への祈り

 ・愛は決して穢れない  
・ 生と死のバランス(宇宙の秩序)
・ 満足のいく人生のために

  ・自分自身を慈しむということ  

イザナミノミコトは黄泉の国の神様。この世で言うなら代表取締役でしょうか。
この現生に死者が戻って来ないようあの世に留めてくれたり、魔など余計なものが出入りしないよう監視していると言われています。

近年は、何かと不安定な気候や情勢で、どうしても魔や『余計なもの』が出入りしやすいため、私も供養やお祓いが増えている実感があります。

地球も宇宙も秩序(バランス)で成り立っています。
各次元もそれぞれ秩序を保つことが大切です。
地球上の生き物も生死のバランスは大切でしょう。

つまり、生も死も自分にとって身近なこと。
自分の体も心も大切にして、満足した人生にできるか…これをこまめに意識することで、より良い死生観、ひいてはより良い人生へと繋がっていきます。

見えるもの、見えないもの、ご縁…

自分自身のすべて、そしてあなたを取り巻くすべての人々を、物を、
どうぞ大切になさってください。

「愛」と「思いやり」という二つの最強アイテムを胸に、

あなたの歩む道が、より満足に満ちた、光り輝く人生でありますよう心よりお祈り申し上げます。

感謝を込めて。

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清月 ちゃーこ
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